小太郎漢方さんの工場見学に行ってきました。
独活寄生丸、芎帰調血飲第一加減、婦人宝など、多くの漢方薬を造って頂いている小太郎漢方さんの工場へ行ってきました。
工場のある石川県白山市はお水が有名な所で、霊峰白山の山頂から流れる雪解け水は、山に暮らす動植物の命を支え、手取川(てどりがわ・石川県)、九頭竜川(くずりゅうがわ・福井県)、長良川(ながらがわ・岐阜県)、庄川(しょうがわ・富山県)の4水系になり、大地を潤しています。
その白山を源に、長い年月をかけて地中を流れる伏流水を使い、全国に名だたる銘酒が造られているようです。
なんと!!工場でも同じ伏流水を使って、漢方薬を煎じて、エキス剤にしているようです!!
『おいしいお酒は、おいしいお水から』とは言われますが、『効きの良い漢方薬は、おいしいお水から』といったところでしょうか(^^)
お水へのこだわりが、誠実に漢方薬を造られている小太郎漢方さんらしいなと感じました。
元々は、『くろやきや小太郎』として、沢蟹、牛血、スッポン、鯉などの黒焼きを造っていたようですね。
ちなみに、今では漢方薬の顆粒、錠剤は一般的になっていますが、日本で初めてそれらを造ったのが小太郎漢方さんなんですよ。
当店でも人気の『婦人宝』に入っている生薬たちです。
『当帰』たっぷりなのが見て分かりますね。
最近は豚のゼラチンで代用されることが多い『阿膠(あきょう)』ですが、婦人宝に入っている阿膠は、ロバからとった本物の阿膠です。
すごく高価な生薬ですが、本物は効きが全然違います。
残念ながら、工場内の写真は撮れませんでしたが、とてつもない量で多種類の生薬が保管されている倉庫は圧巻の光景でした!
また、残留農薬、金属、放射能等の安全管理もすごく細かく丁寧にやっていて、安心してお客様におすすめできると実感しました。
鈴木社長ありがとうごさいました。